第8回 楽しい「浜名湖うな!ツー・・!
・・・のはずでしたが・・・
ひき逃げ発生のため、中止になりました。
【事件発生】平成17年10月30日朝8時
平成17年10月30日朝7時、メンバー7名が集合し、小牧→瀬戸→豊田・・・のコースで、出発。
1年ぶりのDucatiなので、まだまだ体も慣れず、速度も押さえ気味。
豊田市藤岡町にてちょっとした峠をこなし、すこし忘れていたカンを、取り戻しかけていた所、すこし深めのなんでもないカーブの向こうから、いきなり逆送してくる軽自動車が・・・。急ブレーキ(後)で後輪ロック。体はなんとかかわしたが、車体の後ろが車に接触。(そこからの記憶はあまりなかったが、後続のライダーが病室で教えてくれた話によるとこちらの後輪が相手の右後輪に踏まれてスイングアームがポッキリ折れていました。)

とりあえず、車道から安全な路肩へ・・・。足に激痛が・・。
あれ?「相手のくるまは?」と叫ぶ。軽自動車らしい車が、Uターンしている
後続のライダーの人が「そいつだ!」と思い、に「今ひきました?」と聞くと
「ちがいます。そいつは逃げましたよ」・・「ひき逃げだ!!」ってことに気づき、仲間が追うが、途中で逃げられる

(レットウィングの無残な姿)

【救急車到着】平成17年10月30日朝8時15分
救急車を呼び、15分後に到着。
足に激痛があるので、Redwingのお気に入りのブーツ切断。
ツナギは新品だったので、そーーと自力で脱ぐ。
救急車内では、住所と簡単な事故の話をするが、20分で病院に到着。
その間、どこかに犯人が潜んでないか気が気ではない

レントゲンし検査の結果、足首の甲のアーチ部分(距骨)を骨折してました。
病院いわく、「とても難しい箇所を骨折してます。手術しないと直りません、でも骨が皮膚から出てないので、緊急というわけではないです。うちの病院は手術で一杯なので早くて2週間後です」。…?・・・・妻がブチ切れ「家の近くの病院に移ります」と答えると、「では、誰かに迎えにきてもらうかタクシーで帰ってください」
この状態で、帰れってか?幸いワンボックス所有の友達に連絡がつき、快く迎えに来てくれる。
むかつきながら清算をすると、「レントゲンと診察で9万円です。事故だから健康保険は使えません。お金有りますか?」。現金そんなにもってないぞ!

ツーリング仲間に連絡は、事情聴取などでまだ現地に残ってくれてました。・・・本当なら今ごろツーリングを楽しんでいたのに、本当にすみません。
しかし、搬送とか後処理を手伝ってくれてありがとう

【入院】平成17年10月30日午後1時
2週間もこの足で手術の順番を待ってられない。自宅の近くの整形の腕が良いとうわさの市民病院の救急治療室へ直行。

救急ベットに寝かされると、足がガクガク震えている。「なんでこんなに足がガクガクなんだろう?」と妻に尋ねると、「それってアドレナリンが出てるんだよ。私も事故のときそうだった」と平然と根拠の無いことを言った。ほんとかよ?

緊急治療室では、カーテン越しに緊急な人が並べられている。
しばらくすると血まみれの人が「うちのゴールデンに襲われました」と入ってきたので、自分の足もわすれ、見入ってしまった。

足がムクミだした、腫れが引いてからでないと、皮膚が壊死するのですぐは手術できない。このまま入院して時間のタイミングのいいときに手術してくれると言わる。早く手術して痛みから逃れたい

検査の結果、 最悪の場合は、左足が動かなくなるくらい難しい骨折だと言われショックを受けていると、妻が「何のための改善屋なの!。左足が動かない人の改善バイクくらい作れなくて、改善屋の看板降ろせ!なきゃ造りゃーいーーんだよ。」と怒られる。彼女の好きな言葉は「ピンチはチャンスだ」と「一石二鳥」

犯人も見つからないようだし・・・。手術費や入院費は一体いくら払わないといけないんだろう。コリャ破産か?・・・。不安と痛みで入院生活が始まる。

夕方、警察から、ツナギ・ブーツ・ヘルメットなどを今から持ってきてくれと言われる。が、証拠品だから宅急便ではダメだと言われた。ただでさえ、妻も入院の準備があって、多忙なのに、往復2時間はつらい。困っていると、様子を見にきてくれたツーリングメンバーの勤務先がその警察の近くなので、届けてもらう。犯人発見の電話がこないか心待ちに待つが、なかなか・・・。

【手術】平成17年11月1日午後3時

翌日は腫れが引かなかったため、本日午後手術になりました。
距骨の手術は大変難しいらしく、5〜7割は失敗するとらしいが
幸いにも、成功の3割に入れたらしく先生に感謝しました

費用のほうも、「ひき逃げ」で払ってくれる相手がいないことを
相談したら、「保険事務局で申請してもらえば3割負担でいいです」と
いわれ、ほっとしました。手術費を合わせても、自己負担はしかし、最初の病院では「交通事故では保険証は使えません」と言い切ったのだろう?ひき逃げだと説明したはずなのに・・・。

(びっくりしたこと)
今回固定したボルトは、プラスティックで、金属のものと違い、骨が形成された後、摘出手術しなくてもよいらしい。飛行場でキンコン鳴らなくていい

ちなみに、最近のギプスも石膏ではなく、プラスティック系のものなので
ギプスの訳は石膏なので、もうギプスと呼べないのではないのか?
すごく医療技術の進歩を実感しました。

病院で同じ姿勢で寝ている時間が多いの(骨折時は血液に血栓ができやすいのも要因のひとつ)で、エコノミー症候群になりやすいからと、看護婦さんから、右足にストッキングを履かされた。変!
【犯人確保】平成17年11月5日
事故から1週間、ナンバーも誰も見ていないから無理だろうとあきらめていた所に 警察から、「ひき逃げ犯人らしい容疑者を確保した」と連絡あり。
・・・・「しかし日本人じゃないんです」と・・・。
南米の方でした。
保険は入っているのだろうか?と不安がよぎる。・・・無免許・飲酒・無保険(任意)・・
これから、裁判ですが、やったことはきっちり
責任をとってもらいます

なにはともあれ、豊田警察・及び捜査に協力していただいた方々、本当にありがとう!

事故現場に看板が
【退院】平成17年11月12日
やっとギプスがはめることが出来たら、病院から、退院命令。

病院を出て最初にしたことはタバコを一服、高校生のときのように、くらくら。
妻はせっかくの禁煙チャンスを逃し、「ちっ」っと舌打ち。

松葉杖もおぼつかないのに、段差あり、和式トイレあり。手すりなしのバリアアリーの家に帰って生活できるだろうか?

店は当分、電話番です・・・・。
【半ギプ】平成17年12月8日
ギプスの上半分が、取れるようになる。&体重を掛けずに、足をついて良いそうだ。右足はバッタのように太くなり、左足は小鹿のようにか細くなった。

入院時よりの念願の1ヶ月ぶりの風呂のへ「うーーん。日本人でよかった」、
その後、風呂そうじ入った妻より、「なんだか風呂場すごいよ。垢太郎ができるくらい。家で風呂入る前に垢すりエステ行ってくればよかったのに」なんだ垢太郎って?エステもこんな客に来られたら迷惑だろ
***********
アカ太郎とは・・・byつま の うろ覚え物語
昔々、風呂嫌いのじいさんとばあさんがおった
あまりの暇さに、自分たちの垢で人形を練って神棚に飾ったら
人間になった
以下、桃太郎と同じサクセスストーリー
で、宝を持って帰ってきたので、お風呂に入れてあげたら
溶けてなくなっちゃったそうだ。だって垢だから
**********という位のお風呂だったそうです

近々アメリカへ旅行に行く予定。中止も考えたが、妻は「なんで?バリアフリーの国やん。見たいものがいっぱいあるから、いっぱい歩いてリハビリにもなるじゃんねー」という理由。実際、3年前妻も、腰を骨折時に、松葉杖でアメリカ旅行を同じ理由で強行したやつだ。しかし、そのときは運転&荷物もちは私だった。テロ後の税関で何か言われないか?
数々の不安を抱えつつ・・・詳細は「ブーツを訪ねる旅・・松葉杖、アメリカに行く」編で、UPします・・・
【10kg過重】平成18年1月11日
レントゲン検査の結果、医者から「順調」と言われ一安心。
さらに今日から10kg体重をかけてよいと言われた。

米屋じゃないんだから、10kg過重って微妙に難しい

車のクラッチを踏めないがうちの車はすべてミッション車。
しかたなくレンタカーを借りる。

はやく、2足歩行がしたい!バイク乗りたい!
今まで、歩ける、バイクが乗れるってことは、当たり前だと思っていたが
恵まれていることだという事だと、考えさせられた。
【松葉杖卒業】平成18年2月17日
祝、全体重過重。
3ヶ月半の松葉杖を手放す。

変わりに山歩き用の杖を購入。
片手が使えるのってなんて便利なんだと再発見。

骨折した足を全く地面に着地させてなかったので、
足の裏の皮が赤ちゃんのように柔らかい
大きさは26cmでスネ毛のぷにゅぷにゅ足
「気持ち悪い」

3ヶ月半、足首を曲げなかったため、足が曲がらないのか曲げられないのか
不安
【感謝!うまぢから再開】平成18年3月1日
松葉杖生活も早4ヶ月、全体重過剰にOKが出た
実際、杖なしで歩いてみる
足首を曲げると激痛が走る。

全体重をのっけても、OK・足首を曲げるNG・・なら、足首を固定したギブス
みたいな、靴だったら、杖がいらないかも?と思い、ウエスタンブーツを装着。
「お!いけるねーーー。作業ができるぞ」
ということで、なんとか3ヶ月以上閉まっていた、店も再開。

歩き方は、引きずるような感じで、見た目は違和感あり。
まだ走れない・ふんばれないので、バイクの引き取りをご依頼いただいたには、「お客さんのバイクを万が一倒しそうになったとき、ふんばれない」と理由で軽トラックへ積み込めなどは、お断りし納得いただいている状況です

皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。また色々手助けしていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです
平成18年8月9日
長い裁判の間、証拠品としてトヨタ警察に、保管されていたDUCATIをやっと引き取りにいけました。炎天下の中、おまわりさんも汗だくで手伝っていただきました。
大変直しがいのある無残な姿のDUCATIを見て、悲しい気持ちになりましたが、必ず「走るルビー」の復活を誓います。(人間のリハビリもがんばろう!)
【Ducati空を飛ぶ】